2014年7月19日土曜日

風 を活ける  なつはぜ



            同じ夏はぜ   これも日本の伝統的な活け方から

            は離れた活け方です  

            
            自然を思わせるものがありながら

            しっかり 自分の形にデザインされていたりして

            風を感じさせ 初夏を感じさせ てくれます

            

2014年7月17日木曜日

ダリア と 夏はぜ DECORATIVEな



            日本のいけばな と云うには ずいぶん DECORATIVEです

            このような花が 住空間の中で 必要とされるようになって

            きたように思えます

            花は世につれて移り変わる 

            

2014年7月13日日曜日

紫檀 したん の生花



             マメ科 シタン属 の植物

             英名 は ローズウッド  新しい木を切ると薔薇の香りがするからとか   

             黒檀 と共に 仏壇の素材となります


            

             折り目正しい 素晴らしい花です

             
             【 ひょうける 】 という言葉があります

             遊ぶ ふざける 軽いく 説明すれば

             そんなところでしょうか

             そういった花があるとすれば この対極にあるのでしょうか

2014年7月12日土曜日

ほおずき と りんどう




           ほおずき と りんどう  初めて教室に現れた方が入れました

           少しは難がありますが 二本のほおずきがなんとも素晴らしいと

           思いますが いかがでしょう 



           なす科 ほおずき属 の植物

           東京 の 浅草寺 の ほおずき市は 夏の風物詩 とか       

2014年7月10日木曜日

ひややかに 待つ



梅 の種を土に植えると 梅の芽が出て 梅の木が育ち

梅の花が咲き 梅の実がなる

桜 の種を土に植えると 桜の芽が出て 桜の木が育ち

桜の花が咲き 桜の実がなる


人はいけばなの教室で 花を活けて育って行く

育つということは その人が その人自身になること


教えるものは 見守るだけ 

願をかけて 見守り 待つ

付き添って 待つ しかも 熱い思いを持って

冷たいほど 冷やかに 待つ



2014年7月8日火曜日

虫に食われた 赤いはっぱ





お花の 活けたぁい 子供たち




 お花の 活けたぁい 子供たち



選択 そして 決断



      生きると云うことは 選択すること そして決断することの

      連続だと云えます

      
      花を活けることも そうなのです

      本当にそうなのです

      どの枝をどこに どう使うか まず選択しなければなりません

      そして 決断し はさみを入れます

      
      人生に似たものほど 本気になることができるように思えます

      

                    

2014年7月7日月曜日

みやまなんてん の 生花



         なみやまなんてん のお生花です  花器は 真竹を切った 寸度です


         上 が初めのもの  下 が少し手を加えて変化させたものです

         どちらがお気に召すでしょうか  ご意見お待ちしています

2014年7月6日日曜日

やしおつつじ と すかしゆり  そして 花の値打ち



             やしおつつじ と 白のすかし百合 を そっと挿しただけの

             ただそれだけの花です

            
             ちょっと山歩きにでた その辺りの自然を

             我が家のリビングに お持ち帰り(これは花屋さんからの花材)

             最高の贅沢かもしれません

            
             観る人に なにを感じさせるか どんな気分を与えられるか

             活けられた花に値打ちがあるとすれば 

             そんなことではないでしょうか

2014年7月5日土曜日

美しさを 失っていませんか

  

   日本人から 美しさが 加速度をつけて 失われて行くような気がします。


   化粧品で手入れをしても、エステに行っても、果ては整形までしても、 

   美しくすることの出来ない 人の品格というようなものがあるように思えます。


   どんなに仕事で 社会で 他人に遅れを取らないように戦っていても

   それなりの強さ 激しさを持ち合わせていても。

   別に 謙虚さとか わきまえとか 恐れといったものが 有っていいのでは。

   そのようなものが 人を美しく留めているのかもしれないと思ってみます。

   わきまえは死語となり、恐れなどは忘れ去られているのでは。