2016年8月31日水曜日

ななかまど の生花



             ななかまど を 竹の寸ドに 活けました 


             なかなか燃えないので 七たび 釜戸にくべないといけない
          
             と言うほどの 名ずけだとか

             赤い実が付いてはいるのですが 見つかりますか



             秋には 見事に 真っ赤に彩づきます

             ロシアでは ななかまどが 見事に真っ赤に彩づくと

             豊作になると 言われているそうです

2016年8月30日火曜日

残り 紫陽花 あじさい 三通り



      まだ 残っていた あじさい を庭で見つけました

      いろいろと 趣向を変えて 活けて見ました




      
       まず ブリキの じょうろ





         ガラス 大型のコップです  茎が見えるので ここにも気を使います



         



            この花器は 名古曽 なこそ という形です

2016年8月29日月曜日

夏はぜ りんどう けいとう







          長方形の 薄い青磁 の水盤は 夏に使います

          五月から九月くらいでしょうか

    
          なつはぜ が ちょっと デザインされたような 

          でも自然でしょうか

2016年8月28日日曜日

檜扇 ひおおぎ  祇園祭りの日  



        かなり遅しぎましたが 檜扇のお生花です

        もう少し出来の良いのをと 思っていましたが 出来ませんでした
   
        花が開くとオレンジ色で綺麗のですが

       
        京都で 祇園祭の頃 家々に活けられる花です

      
        花の咲き後に 小さな艶々した真っ黒な 玉が出現します

        これが ぬばたま と言って 和歌 黒 とか 夜にかかる枕詞

        に使われるものです



2016年8月27日土曜日

ふうせんかずら






          曇りガラスのソロバン玉の花入れに

          涼しそうでしょう

2016年8月26日金曜日

ひまわり と カンガルーポー


               後の 花が カンガルーポー です




            オリンピック パラリンピック のエンブレム を想像させる器に

2016年8月25日木曜日

アンスリューウム シベラス かすみ草 ゴットセイ



       背の高く 伸びたたのが シベラスです





         そろそろ初心者の域を 出ようかという 男性の作品です

         おおらかで 柔らかい心の持ち主ですから 

         その方の心が 花に現れています


         いけばな には

         その日の その人のこころが 活けられた花に 表出されます

         花は その人自身です

2016年8月22日月曜日

歩く 歩く ひたすら歩く




この猛暑の中 万歩計を着けて 歩きます

花を活ける 体力と気力を しっかり持ち続けなければ


     
花を活けるために 体力 気力を維持するのか

体力 気力 の維持が 花を活けることにより 持ち続けられるのか



帰り着けば 汗びっしょり プールで泳いできたみたいです


2016年8月21日日曜日

外国の すすき  と ワックスフラワー





         すすき ワックスフラワー カーネーション

         です です としか言いようがありません

         すすき様の葉は 鉢植えで求めてきたのですが

         名前を聞き忘れてしまったのです オオ ミステイク


      

2016年8月20日土曜日

オレンジ色 の ばら を



       彩色の多い 花器  

       縁の色に なじむ オレンジのばらを 一輪


       この花器は 子供の集まる場所で 使うことにしました

       この器は 植木屋さんで 見つけて ピックアップしました



2016年8月19日金曜日

コウモリラン ウイリンキー のこと




      コウモリラン ウイリンキー は そら植物園 の

      プラント ハンター 高畠清順さんが 日本に持って帰られたものだと 思います


      私たちは どちらかと言うと 日本に自生する植物を 好んで活けますが

       ときには このような花材も 楽しいものです

コウモリラン ウイリンキー


               コウモリラン ウイリンキー  

               と カサブランカ と トルコキキョウ です

               下の写真では コウモリラン の

               形がよく見えるでしょう










2016年8月18日木曜日

あせび の 生花

 

          いましがた 活け上げられた 花です

          あせび の 生花 です


          この猛暑の中 これだけの 繊細な仕事が出来るのは

          なんとも感嘆にあたいすると言うより 他はありません



2016年8月17日水曜日

人の一生 は ジグソウパズル を埋めるようなもの






     人の一生は ジグソウパズル の ピース を埋めていくようなもの


    
    
     踊りだしたくなるような 喜びや 成功の体験も

     悲しみに満ちた つらい日々 失敗の体験も

     手のとどくことの 不可能で できなかった むなしいものごと 悔しさ

     どんなに 苦しい 生きずらい日々 そのものも


     人生の完結には欠かせない ピースだと 人生のある時

          はっと 気付いたのです  

     どの一つも 過不足なく 大切な 自分の生きた人生の有意義な絵を描くのに 

     欠かすことの出来ない

    
     完成のための ピース だったのですね

2016年8月15日月曜日

花 を活ける こころは?




     花 に 五花あり  と教えられました
 
 


     一、 供花     神仏に お供えする花です

                 神棚にそなえ 仏前に供えます


     二、 饗花     人を もてなすために 飾る花です  

                 来客のため部屋を飾り いろいろな会を開くため 

                 いろんな花を いろんな形で 用意します

    
     三、 教花     花を活けることで 人を 導く 花です

                 解説はいたしません

     
     四、 楽花     花を活け 花を観賞することで 楽しむための花です

                 花を観賞することは楽しい

                 花を活けることは それ以上に楽しい

     
     五、 愛花     活ける私 私たちが花を愛する花です

                 花のこころ 花のいのちを 知ることでしょうか

                
                 表出される花は 今日の私自身のこころ

                 自然を愛し 自分自身を愛する花

        
                
                 自分を愛せないと 他人は愛せません
   










  

2016年8月14日日曜日

高野槇 こうやまき の お生花






             高野槇 の 生花です

             お盆は 槇です


            
             高野槇を 薄端に入れました

             凛として 美し花です

            
             薄端など 三本脚のものは なによらず 

             一本の脚が正面に来るように置くのが習わしです

             花台や 翡翠の香炉なども同じです



2016年8月12日金曜日

暑中に花を活ける 心に残るであろう体験




立っているだけで 倒れそうになる猛暑の中

花を活けに 集います

親族の 行き来がある日の他は 休む人は見受けません



活けられる花も この炎天下に 地面から真っ直ぐに 

強い日差しの中立っていた植物たちです



真夏に 花を活けると言うことは そう言うことです

日本の夏の いつまでも心に残るであろう ひとときの体験です

2016年8月11日木曜日

向日葵 ひまわり と きび

       夏の花です 

       きび と ひまわり  この炎天下 しっかり 生きている花です

       夏の花は 風情などは望めませんが しっかりと 生きていると

       生命の力強さを 感じさせてくれます


 
     
      
       上下の きび と 向日葵は 同じものです

       作者が うつわを換えて 活け直してみたものです 


槇 まき の生花




             槇の生花です

             お盆だから 槇を 活けたいと言われます

             なるほどいいねぇと思います

             
             でも お盆に 仏前や お墓に 供えるのは

             いろとりどりの美しい花がいいのです
 
             槇を好むのはこの猛暑の中 長持ちするからです

             そうゆうことです

               

2016年8月10日水曜日

睡蓮 すいれん




     睡蓮 で しばしの 涼をお取り下さい

    
     蓮の 咲き後は 蓮台 と言って はちのすのように 穴のあいた丸いものを

     ご存知の方は多いと思います

     すいれん の咲き後を見られた方はないのでは

     すいれん は咲き終わると 水中の茎を曲げて 水の中に隠れるのだそうです

     むかしの人は これを お行儀がいいとほめることがあったようです

     このあたりは 伝え聞いたことで さだかではありません


2016年8月6日土曜日

 きび で 放水 皆さまに涼をお届けいたします




        この時期 放水 は なによりです

        きび の 水 に

        きいちごの葉 と むらさきの トルコキキヨウ を あしらいました

 
        いけばな は イメージ の芸術と言われています