作品を造るという考え を持たないようにしましょう
上手に活けようと言う考え を持たないようにしましょう
それよりもなお 活けると言う考えそのものを 捨てましょう
花の行きたいところに行かせよ と言います
花を前にした時 時間をかけてよく観て
地面からどのように生えていたのか
木の枝なら どのような状態にあり どのように光を浴びていたのか
どのような気候の どのような土地に自生していたのだろうか
そしてこの花は 花器の何処にどう立ちたいのか と考えます
学ぶとは 自己を学ぶことなり
自己を学ぶとは 自己を忘れることなり と
正法眼蔵 に 書かれています
。