2015年1月30日金曜日

水仙


                     
               堀文子さんは書いています

      
       雪の精のような、このけなげな花には卑しさがない。

       その気品におされたのか、まだ俗悪な品種が創り出されていないのが何よりだが、

       純粋なものを滅しつくす人間の悪業がとどまることを知らないこのごろである。

       ーーーーーーー水仙のあの古風な清さを見ていると、これもいつまで

       生き残れるものだろうかと心配になる。

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