私たちの住む都市部では活ける花を花屋さんから調達します
花屋さんからの花はダンボールの箱ずめですからサイズも形も
画一で表現の中に おもむき 風情 面白みと云ったものを
望むことはできません。
ちょっとしたレジスタンスです。
小さな植木鉢のおもとで 生花を 試みました。
出来上がりの形も季節を表す伝統の決まりごとも心ならずも
果たせていません。
でも活けることを得ない花を自分のこころの中に
活けることが出来ました。
望むなら
花のときは葉の枚数も少なく
青い実のときは、繁茂のときですから葉の枚数を多くして
実が赤くなれば葉も少なくなり朽ちた葉も現れます
と云うぐあいに活けたいのです。
養老孟司さんはおっしゃっています。一日に15分でいいから
人間が作ったものでないものを見ましょうと。
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