2015年4月30日木曜日

うりはもみじの芽ぶき  やまぼうし なでしこ




  私たちの身近にある 草木を花に活ける練習をしました 

  この頃 花屋さんで売られている花は 洋風のものがほとんどなので

  いけばなを活けるものたちは 和花 とか 和風と呼ぶようになっています



            うりはもみじ の枝 と 夏はぜ なでしこ です




            やまぼうし と 椿の葉です


            上下とも 活け上げた後 水を足すのを 忘れたようですね

            さすがシンマイ 水盤は地面 岩膚 水面と言うことになります

           
            日本の伝統には 見立て というものがあります

            落語などでも 扇子が盃になったり 他のいろいろのものに

            なるのをご存じのことと思います

2015年4月18日土曜日

いけばな の教室に通うことは

いけばなの教室に通うことは


お部屋に飾る花を 綺麗に活けられるようになる為だけ ではありません

枝や花 葉と語りあって 優しくなったり 強くなったりすることです


教室や お家で みんなの為に 命を捨ててくれた花たちを 活かす為に

生け花 活花 と言うでしょう


優しくなりたい人 この指とまれ

2015年4月14日火曜日

花粉症 で大変です

年によつて違うのですが 今年はことのほか強い花粉症に悩まされています


シンピジュム の花を咲かせるには 八月にたくさん水をやって 

九月になれば水をやらないようにすればよいと言われています


個体が 自分の命の危機を 感じた時 種に生きようとすると言われています


私の偏見でしょうが 杉の木たちも 土壌や空気の汚染 その他山の条件により

命の危機を感じているのではないでしょうか

それで花をいっぱい咲かせたりして 花粉 花粉 花粉  * *


私の花粉症は檜です   杉の花粉症の人が終わった頃から始まり 真っ最中

2015年4月9日木曜日

こぶし の生花



               こぶし の生花です

               私たち花を活けるものは どうしても 莟を喜び

               活けて 部屋で 咲いていくのを楽しみます

               白い花が 一面に開いたところを

               思い浮かべてみてください

2015年4月6日月曜日

方便としての いけばな ③   深山の景 を映す



    深い山奥に分け入った ところの景色を 水盤の中に実現してみる作業です

    置かれた二つの石は切り立った崖で その間を水が流れている

    渓谷を表したつもり

    そんなに簡単に 満足のいくものが出来あがったりはしません 

    どうしたら 本当の山奥の感じが表せるのか

    ああでもない こうでもないと考え力を尽くします

    努力したこと そして残念だった思いを持つて



    次に 旅行などで 山の奥深く 分け入った時 

    この努力や経験をしたことのない人より より真剣に見ようとするはずです

    より見える眼を持つことになります そしてまた花を活けます

    
    深山の景色がよく見えるようになった人は 川の景色も 野の景色も

    よく見えるでしょう  町もよく見え 人もよく見えるでしょう

    子供たちもよく見え 隣近所の人々もよく見えるようになるでしょう
  

    いけばなは 見る 観る 訓練でもあると思っています



       
   
    



    


    



2015年4月3日金曜日

人参 を いけばな に



      野菜のソムリエさんに 人参をいただきました

      嬉しかった

      家に帰って さっそく いけばなにしました   

      野菜やくだものを 活ける花を菜果盛 と言います









      時々 こんなクイズ を見かけます

     上の絵 と 下の絵 と何処が違いますか?


     ではなくて どちらの作品が お好みでしょうか