2017年9月14日木曜日

青春 サムエル。ウルマン


             宇野収、作山宗久訳 三笠書房 と言うのが
             書斎の整理をしていたら 色褪せたコピーが見つかつた 
             ブログの読者に共有してもらうことにした



    青春とは人生のある期間ではなく
    心の持ち方をいう。
    バラの面差し、くれないの唇、しなやかな手足ではなく
    たくましい意志、ゆたかな想像力、燃える情熱をさす。
    青春とは人生の深い泉の清新さをいう。

    青春とは臆病さを避ける勇気
    やすきにつく気持ちを振り捨てる冒険心を意味する。
    ときには、20歳の青年よりも60歳の人に青春がある。
    歳を重ねただけで人は老いない。
    理想を失うときはじめて老いる。
    歳月は皮膚にしわを増すが、情熱を失えば心はしぼむ。
    苦悩、恐怖、失望により気力は地にはい精神は芥(あくた)になる。 

    60歳であろうと16歳であろうと人の胸には
    驚異にひかれる心、おさな児のような未知への探求心
    人生への興味の歓喜がある。
    君にも我にも見えざる駅逓が心にある。 ( 駅逓 郵便の旧称 )
    人から神から美、希望、よろこび、勇気、力の
    霊感を受ける限り君は若い。

    霊感が絶え、精神が皮肉の雪におおわれ
    悲嘆の氷にとざされるとき
    20歳だろうと人は老いる。
    頭を高く上げ希望の波をとらえるかぎり
    80歳であろうと人は青春の中にいる。


      、

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