2016年1月25日月曜日

華道 において 尊ばれる言葉 「先」 さき 

華道において 尊ばれる言葉が いくつもあります


その中に 「先」 さき と言う言葉があります 先端と言うことです

それは そこに 生命の未来があるからです

そこから細胞分裂が起こり 伸びて成長していくからです





付け加えますが 西洋のいけばな では 初めから 開いて盛りの花を 活けますが

日本のいけばなでは 花屋さんで求めるときは  

つぼみ を求めます それを 私たちの住空間に 活けて 日々 時間とともに

開いていくのを楽しみます

私たちのそばで 花が開いたり 伸びたり 形が変わり そして朽ちていくのを見ることが

できます


お母さんが 花を活けると 子供が賢くなると 言われているのですよ テマエミソ

家の中で いろんな植物が 伸びたり 開いたり 形が変わり 枯れたりしていくので

自分の周りのことに 関心を持って見るようになるからだそうです 

キュウキョクノテマエミソ


2016年1月24日日曜日

養老孟司さん の解剖学のはなし

養老先生いわく 普通の医者の前に来る人は 問題をあちらから持ってくる

でも 解剖学者は 死体を前にして 何をしていいのか解らない

何をするかは 自分が決めなければならない まったく



天地人三才 のような ある形を決められた花 格花は ある意味 活けやすいものかもしれない

アバウトでも決められたものがあるから


自由花 とも呼ばれる ジャンル 盛花 瓶花 デザイン花 は

置く場所 何のために と 決められれば 別だが

作品として 活ける場合は まったく 何を どうするか どのようなものを造るか

自分で 決めなければならない まったく

それはどうゆうことなのか  素晴らしい 取り組むに値するもののようです

2016年1月23日土曜日

たった一本残った 冬枯れの萩



          
          やっと探しあてた 一本の萩 紅葉というよりは 冬枯れ

          それだけに なおいとおしい

         
          
           こすもすも咲き終わり

                      後ろの もしゃもしゃは ユーパトリウムと言う植物らしいです

                       夏は緑だったのでしょう

2016年1月21日木曜日

レッドオーク に 残り桜 と 白いバラ




              紅葉には 赤 と 黄 と 褐色 があります


              それよりも 土壌 が貧弱になり 排気ガス が まきちらされ

              木の葉も 悲鳴を上げているようです

              白い花が欲しかったので その辺の薔薇を

              薔薇のくせに エーデルワイスと言う名前だそうです

              名ずけも 発想の貧困     シカラレル

                              壺だけは 江戸末期のものとか  ニセモノカモ

2016年1月20日水曜日

びなんかずら




                 びなんかずら? を 丹波のかたくちに


                 赤い実 と 緑の実 が可愛いでしょう

                 この頃 なんでもかんでも 可愛い かわいい と

                 可愛いが 流行りなら お花も可愛く

2016年1月19日火曜日

ブロッコリー 野菜のソムリエさんは 野菜で作品を作ることにしました



             なにしろ始めてのことで 上手くいきません

         紅葉と いっしょにと思ったのですが

    
   
         あじさいの紅葉した葉と 残り花です

         と あおつずらふじ の 実です


         いつか 日曜にでも 野菜のソムリエさんと 

         農家さんを訪問してみたいと思っています


         冬の畑は何もないかもしれないけれど

         植物を 花にする私たちには 

         何かを 教えてくれることでしょう 農家さんや 畑が

         

2016年1月18日月曜日

こなら かまつか コスモス



  
       ちょっと コスモスを あしらってみましたが 

       日本の山の仲間たちです


       災害で荒らされることも多いですが  

       まだ姿を見せてくれます


               花器は 丹波の黒です

2016年1月17日日曜日

老化による 認知機能の低下 どうします?

 
アルツハイマー 血管性の認知症 と原因らしいものの あるものもありますが 




老化による 認知機能の低下については


自分たち自身の人生説計 

日々の生活のデザイン仕方により コントロール出来るのではと考えてみます

少しは いいえ大きな変化があると思います


思ってみれば いけばな 「華道」 は 人の人生に

うるおいを与え めりはりを着けることを教え つかまり場所を用意し 集中することを学ばせ

挑戦し 戦うことを思い起こさせます


計画性 こころざしを持つことを教え なにより自分を尊敬することが出来るようになります 


そして 仲間と 困難をともに乗り切ることで しっかりとした友人 仲間を

人生の後半を生きるものにとって 一番必要なものを得ることになるのです 



むかしの人の知恵だったのでしょうね  脱帽

2016年1月12日火曜日

こども のために 花を活けることにする

こども達 の集まるところに みんなで 花を活けることにしょうと思う



飾る花よりは 手のとどくほどの所に置いて こどもたちが 見る花にしたい

香り を楽しめるほど こども達の 近くがいい

触ってもいい 抜いてさしかえてもいい 

もちろん 活けた花の形が変わること 大歓迎です

生きた 植物に 触れてくれることが 素晴らしいと思います



生き物を見る 生き物に触れる これこそ こども達に 必要なこと と思えます



関わる者の 心得として 

こども達に怪我をさせないよう 細心の注意を払う

あぶない花材は避ける 危ない場所に置かない

心をくばりましょう


こども達が触って 水をこぼす それは仕方ない 関わる人々が

拭いて始末するしかない こども達のためなのだから 

それは してください 辛抱して

こどもたちは 私たちの未来なのですから



人はみな終焉を迎えます

でも 人は 次の世代の なかに生きることが出来るのではないでしょうか


私たちが親や たくさんの人生の先輩に 見守られてきたように

私たちも次の世代を 見守ればいい


そうではない 自分は 暗い社会を生きてきたのだ

そうなら なおさら 次の世代に 温かく


自分のこころが寒いとき どうするか 方法はただ一つ

眼の前の人 それとも誰か 次の世代 こどもたちを 温めるしかないのです




2016年1月5日火曜日

今育てている コウモリラン ウイリンキー




           右下に 紙のようなものが ひらっと出ているでしょう

           それが そら植物園の コウモリラン ウイリンキー です

           意味もないのに ちょっと使ってみたかつたのです

2016年1月2日土曜日

日本のいけばな の伝承

ある学者が 本に書いていました

むかし いけばなは哲学であったと

いいえ今も いけばなは 哲学です

もつとも芸術に近い哲学です



人間を人間として成長させ 人間存在として保ち続けるための

大切なツーウルです リーサルウエポン 最終兵器とさえ 言うことができます

平たく言うなれば 健康寿命を延ばし 平均寿命に近づけるための

手段の一つです

人を人間で あり続けるために 大切な方法です



いけばな と言う 一つの 日本の伝統の 継承が 私の仕事です


2016年1月1日金曜日

正月 の 若松 の アクセス数

暮れの 25日から31日に 

一年も前に書いた お正月の 若松に なんと

585 のアクセスがあり驚きました


金銀の水引をかけた若松は

依りしろ と言い 神様を そこにお招きして 家族が お正月を祝うためのものです
 

クリスマスクリスチャン とか お正月リース とか言うのに

日本人も 捨てたものではない 

アクセス数 585   それほどでもない ほんの少しだ それに驚いている私がいる

あきらめかけていたからでしょう 日本の心 の伝承を


元気を出して 伝え続けよう 懲りもしないで


                                  2016年 元旦