2015年4月14日火曜日

花粉症 で大変です

年によつて違うのですが 今年はことのほか強い花粉症に悩まされています


シンピジュム の花を咲かせるには 八月にたくさん水をやって 

九月になれば水をやらないようにすればよいと言われています


個体が 自分の命の危機を 感じた時 種に生きようとすると言われています


私の偏見でしょうが 杉の木たちも 土壌や空気の汚染 その他山の条件により

命の危機を感じているのではないでしょうか

それで花をいっぱい咲かせたりして 花粉 花粉 花粉  * *


私の花粉症は檜です   杉の花粉症の人が終わった頃から始まり 真っ最中

2015年4月9日木曜日

こぶし の生花



               こぶし の生花です

               私たち花を活けるものは どうしても 莟を喜び

               活けて 部屋で 咲いていくのを楽しみます

               白い花が 一面に開いたところを

               思い浮かべてみてください

2015年4月6日月曜日

方便としての いけばな ③   深山の景 を映す



    深い山奥に分け入った ところの景色を 水盤の中に実現してみる作業です

    置かれた二つの石は切り立った崖で その間を水が流れている

    渓谷を表したつもり

    そんなに簡単に 満足のいくものが出来あがったりはしません 

    どうしたら 本当の山奥の感じが表せるのか

    ああでもない こうでもないと考え力を尽くします

    努力したこと そして残念だった思いを持つて



    次に 旅行などで 山の奥深く 分け入った時 

    この努力や経験をしたことのない人より より真剣に見ようとするはずです

    より見える眼を持つことになります そしてまた花を活けます

    
    深山の景色がよく見えるようになった人は 川の景色も 野の景色も

    よく見えるでしょう  町もよく見え 人もよく見えるでしょう

    子供たちもよく見え 隣近所の人々もよく見えるようになるでしょう
  

    いけばなは 見る 観る 訓練でもあると思っています



       
   
    



    


    



2015年4月3日金曜日

人参 を いけばな に



      野菜のソムリエさんに 人参をいただきました

      嬉しかった

      家に帰って さっそく いけばなにしました   

      野菜やくだものを 活ける花を菜果盛 と言います









      時々 こんなクイズ を見かけます

     上の絵 と 下の絵 と何処が違いますか?


     ではなくて どちらの作品が お好みでしょうか

2015年3月29日日曜日

高畠清順さん の パラボラッチョ

地球を活け花する
~プラントハンター 世界を行く~

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※NHKサイトを離れます


高畠清順さんが 巨木パラボラッチョを日本に連れてかえられた話に感激 この方は華道家に花材を納める仕事から
プラントハンター そら植物園まで 地球をいけばなすると
おっしゃつています 彼に拍手喝さい
彼も日本のいけばなの土壌から 育った巨星 巨木なのでしょう 人はいけばなの世界から 多様な育ち方をします 
いけばなと言う土壌は 日本人を育てます ( 文  みち )

2015年3月28日土曜日

方便としての いけばな②    さつき ポンポンダリア



話しを聴くとき 話し合いの場にいるとき  

言葉の 内容 意味が 聴く人のこころに入り その人のものになるのですが

どのような時 より良く 話された言葉が 身体にはいるのでしょうか



ずうっと以前のことですが カリフォルニア州立大学の宗教哲学(ユング心理学)の教授 目幸黙僊

先生に来ていただき 講演をしていただいたことがありました 

その時 話が良く理解出来るようにと 講演の中頃に 先生の提案で みんな立って

体操をしたことがありました 

話し言葉は 身体の動きや 作業をともなう時 良く身に入るとおっしゃつていました





2015年3月26日木曜日

方便 としての いけばな ①

方便としての いけばなの確立


日本も 本格的な高齢社会 に入ってきました 他の国に先んじてです

期を同じくして あちこちでテロが起きたり 世界中が騒がしくなって来ました

私たちの国も ここ六七十年続いた穏やかな時が 終わろうとしているかに見えます 




この時に至って 思いますのは

知恵というものは世代から世代へと 知識の譲り渡しに乗って譲り渡されてきたものだと


ネット社会になった今 人々はインターネットに頼って必要な知識を得ることが多くなっています

それは世代から世代への 智恵の譲り渡しが難しくなり ほとんど無くなったか

有っても 極限られた分量になったということではないでしょうか



智恵と言うものは 極少量は別として 書物やネットから得られるものとは思えません

世代を超えた人的交流によって 行われるのではないかと思えます

勿論 個人の壮絶な人生から 個人が獲得することもあります


長く 喜んだり悲しんだりして 年を生き抜いてきた人には智恵が備わってきます

教養 または 文化と言っていいほどのものが その人の中に蓄積されてきます

それは その人の成果で その人のものです

でもそうでしょうか その蓄積されたものは 社会がその人の中に蓄積したもの

でもあるとも言えると 私は考えます


人生の後半を生きる方々 どうか それを 持つて死なないでください

どうか 同じく人生を生きる 後輩たちに 譲り渡していただきたいのです


私は 世代間の 智恵の 譲り渡しを真剣に考えたいのです

それは これから生きる世代には 宝物をゲットすることですし

晩年を 生きる人々にとつては 輝かしい達成感に満たされた 至福のとき

を持つことになるのではないでしょうか   

単に 介護される対称としてだけ 自分を考える 生活からの解放でもあると思います


ここまで話してきましたが 問題は いかにして 楽しみに満ちた 

ときにはやわらかく ときには真剣に 向き合える関係を持てるのか

そのような 世代間交流を しかも持続的に持つことが出来るかが

課題です              

                                           つづく

2015年1月30日金曜日

水仙


                     
               堀文子さんは書いています

      
       雪の精のような、このけなげな花には卑しさがない。

       その気品におされたのか、まだ俗悪な品種が創り出されていないのが何よりだが、

       純粋なものを滅しつくす人間の悪業がとどまることを知らないこのごろである。

       ーーーーーーー水仙のあの古風な清さを見ていると、これもいつまで

       生き残れるものだろうかと心配になる。

2015年1月7日水曜日

柿 の紅葉した葉 



        昨年の秋柿の紅葉した枝を一枝見つけました

        色あわせでガラスの花器にいれてみました

        白い花はトルコキキョウです

        この頃トルコキキョウは多くの品種が出来てきました

        

2015年1月6日火曜日

不出来な 万年青 (おもと)




        私たちの住む都市部では活ける花を花屋さんから調達します

        花屋さんからの花はダンボールの箱ずめですからサイズも形も

        画一で表現の中に おもむき 風情 面白みと云ったものを

        望むことはできません。

       
        ちょっとしたレジスタンスです。

        小さな植木鉢のおもとで 生花を 試みました。

        出来上がりの形も季節を表​​す伝統の決まりごとも心ならずも

        果たせていません。

       
        でも活けることを得ない花を自分のこころの中に 

        活けることが出来ました。 


        望むなら

        花のときは葉の枚数も少なく

        青い実のときは、繁茂のときですから葉の枚数を多くして

        実が赤くなれば葉も少なくなり朽ちた葉も現れます 

        と云うぐあいに活けたいのです。



        養老孟司さんはおっしゃっています。一日に15分でいいから

        人間が作ったものでないものを見ましょうと。

         
        

2014年12月4日木曜日

パフェ のような 花 はいかがですか




      ベゴニア に 紅葉したり 虫食いの サンカクズル ギボシの葉

      を パフェ のように 盛りつけました

      

2014年12月3日水曜日

高倉健氏の物語り 人それぞれの物語り

   人はその人その人の人生にも  その時々の生活にも 

   自分自身の物語りがあればいいと思います


   浮き立つような素晴らしい毎日にもですが

   悲しみの沼 苦しみの淵にわが身を取られそうになるような時は

   なおのこと自分の物語りがあればいいと思います



   毎日の生活のなかで その日のその時の物語りを探し当て 

   自分の時間と空間を意味ずけて見ることが出来れは

   きっと穏やかで しなやかな日々を持てるのではないでしょうか


   高倉健さんも素晴らしい物語りを生き​​られました

   身近な人を弔ったあとはその人の物語りを傍にいてくれる人に語りつくし​​ましょう


   大晦日の次の日は新しく生まれる歳  総べてが若くなります

   若水 若松 家の空気もなにもかもリフレッシュが お正月を迎える物語りです

   若松に金銀の水引を掛けてお正月を迎えましょう



2014年11月23日日曜日

ななかまど きいちご 白菊



               会場の隅に活けられた大きな花です

               広い部屋 の隅には 大きな花が似合います

               今年の秋を満喫してください

               右下に ななかまどの 赤い実が見えるでしょう  


               
               黄色の菊がよかつたのかもしれません


               黄花朱実 おおかしゅじつ と言って

               古来より 黄色の花と赤い実 を活けて 

               日本の秋を 表現するならわしがあります

2014年11月21日金曜日

若松 に金銀の水引をかけてリビングに 日本のお正月です

      
                  新年は年が新しくフレッシュになることです。

           若い松を活けて寿ぎます。




           金銀の水引の掛った若松は依り代(よりしろ)と言って

           神様をそこにお迎えする装置です。


           お正月神様を家にお迎えして家族揃って

           新しい年の初めを祝うのは素敵です。

     

           金銀の水引の掛った若松を据えると洋風のリビングでも

           ワンルームマンションの一室にもお正月がきます。


        
           子供の心も孫の心もお正月で満たされます。

           金J銀の水引の掛った若松はお正月年が新しくなったことを

           みんなに体感してもらうための仕組みです。  



           この水引の結び方は稚児結びと呼び華やかなので

           お正月には好んで使われます。


           受験の 高校生 中学生 さん 心が引き締まります。

           風邪をひかないよう気をつけてください。 



      

ひいらぎなんてん 嵯峨菊 を 志野の花瓶に



                   ひらぎなんてんは草木染めに使われます

         右の葉はしゃがの葉です 

         この花は 生きる力に溢れているように思います

                  

2014年11月20日木曜日

槇 の 留流し



                        槇の留流し 右下の枝が美しく伸びています

            ここの倍の花材を得ることが出来ていれば

            もう少し茂らせて 豊かな花が入ったのですが

            残念 私たちのすることは 総べて限界ないの勝負です

2014年11月19日水曜日

カンガルーポー と ひまわり ドラセナ




                   素直で気持ちがいいですね

                   カンガルーポーなあんて

                   以前は ありませんでしたよ

錦木 ニシキギ と 菊 を 二管筒 に




              秋色に紅葉したニシキギを 上の筒に
 
              黄色の菊を 下の筒に活けました

              山の景色 と里の景色を表しました
          
              
              二本の筒はセットで 二管筒と呼びます

              花台は焼杉です

              杉の板を焼いてから磨きます

2014年11月18日火曜日

まゆみ を 薄端にいける



           ニシキギ科ニシキギ属の植物

           相葉はこ水着を落ちとかしかんたんけ風情のな意見いい 活かせけにくいい枝野

           でも赤い実がいっぱいのまゆみはお見せしたい

2014年11月17日月曜日

冬瓜 の 菜果盛



         お盆に盛るので 盆盛と言います 

         蔓は あおつあおつずらふじ です

         冬瓜 に 畑にあるような 野菜の葉 か瓜の蔓などを使うと

         もつと素晴らしと思います

         都市部のものにとっては これが出来る範囲の仕事です

2014年11月16日日曜日

けし と 洋蘭




           ソロバン玉の形をしたガラスの花器に

           らんとけしを入れてみました 

           

           

2014年10月29日水曜日

あおつずらふじ 山道よりの便り




       山道を歩いているとみちすがら時々出会う青い実です

       あおつずらふじ   

       あおつずらふじ属の植物です

       誰も思うことは同じ見つけておいて今度採りにいくと無くなっており

       ここれだけしか採取できませんでした残念!

2014年8月19日火曜日

ケンブリッジ大学の数学教授から 藤原正彦さんが

       ケンブリッジ大学の数学の教授さんが 

       紅葉狩りにお連れした藤原正彦さんに 

       「~~~~~日本の楓の葉は薄く繊細なうえ

       一本の木にも紅い葉 オレンジの葉 緑の葉などがあり

       色彩が豊かだ」と言われたそうです


                 「国家の品格」藤原正彦著より   






               一本の木から取り活けられたものです

2014年8月18日月曜日

錦木 と 桔梗 を 二重切 に



        この竹花器は 二重切 と呼びます

        上の口に 山のもの を活け 下の口に 里のものを 活けます

        上に錦木 下に桔梗です

        もうすぐ 山は彩づくでしょう

2014年8月11日月曜日

伝承される 花型



              「伝承される形」


       生花と呼ばれる花は下記の形に添ってそれぞれの植物を活け上げるものです

       一見この限られた狭い範囲のしごとと思えますが 

       この中に活ける人の広い自由があるのです

       制限に反発して守られてこそこころは自由に広げることができるのです







       有形無形に関わらず伝統と云うのは形です 

       ただそのまま失わず次の時代に送り渡すと云うのではなく 

       その時代時代の人々に 

       使われ磨きをかけられて次の時代に送り継がれるものです

       

       時代を超えて使い続けられる形はその中にその時その時の

       偶発性を組み込む広がりをもっていなくてはなりません

       自然に植物とか事物に現れてくるもの 作り手の中に想起されるものに

       居場所を与えられなければなりません
      

       ともあれ花を活け続けています

2014年8月10日日曜日

高野槇 を 薄端に



                 お盆ですから高野槇のお生花

                 真っ直ぐのものは真っ直ぐに

2014年8月8日金曜日

お盆 は 槇 だそうです



             お仏壇にもお墓にも美しい色彩とりどりの花を

             お供えください槇はこの熱い時期日持ちがするから

             だそうですが確かかどうか
 
             特に槇が好まれる他の理由をご存知の方 

             教えてください

             
             この槇は朝鮮槇と呼ばれるものですが

             お盆には高野槇を好んで用いますが

             高野槇はいけばな材料としては手に入れにくいものです

          

ふうせんかずら 涼を



           

            台風が来るとかで  蒸し暑い日が続きます

            この花で しばし涼をお取りいただければと

            思います

            ふせんかずらと呼ばれておりますが 学名は

            判っておりません 

            ご存知の方がおいででしたら お教えください

    
       

2014年8月7日木曜日

変わり行く 日本のいけばな

 

     時代とともに物事は変化して行きます 

     日本のいけばなもその例外ではないと思います

     ひとびとの生活の形  生活する空間の形の変化により

     さまざまに変わって行くことでしょう

     
     どんどん いろいろと 変わって変わって

     何処までも変わって行くでしょう


     ですが変わることのないところもあります

     変わることのない筋道もあります

     眼横鼻直 (眼は横に 鼻は真っ直ぐ) と

     道元禅師は言っています

    
     どんなに時代が変わろうとも

     変わることのない一本道があります


     その変わらない 核 中心線 があるからこそ

     自在にどこまでも 変わっていけるのではないのでしょうか

     変わらないものがあるからこそ 

     安心して 変わって行けるのだと思います